三人プレイでおすすめボードゲーム!緊急事態宣言に最適!

三人でボードゲーム ボードゲーム

 今回は三人で出来るおすすめのボードゲームを紹介いたします。

カタン(カタンの開拓者たち)

・プレイ人数:2-4人(3-4人おすすめ)
・プレイ時間:45~90分
・推奨年齢:8歳以上
・ボードゲーム、勝利点稼ぎ、陣取り、ダイス、交渉、ターン制

 カタンは資源を集めて島を開拓して一番早く勝利点10点を目指すゲームです。2~4人用のゲームですが、3人が一番おすすめです。今回はその理由を説明していこうと思います。
 このゲームで島を開拓するのに必要な資源の種類は5種類あります。5種類欲しい資源が手に入ればいいのですが、欲しい資源が運よく集まるとは限りません。そこでプレイヤー間で資源を交渉して交換することができます。3~4人だと交渉した2人が交渉していない人より相対的に有利になります。基本的に1位以外が交渉して1位に追いつこうとすることが多いと思います。2人プレイだとこの交渉がなかなかできません。相手の欲しているものを、相手に上げると相手の方が有利になるからです。カタンの醍醐味の一つである交渉が失われてしまうのは2人プレイの残念なところですね。
 次に4人プレイより3人プレイの方が面白い理由を説明します。プレイヤーたちが陣地争いをする島は結構狭いです。その中で資源が出やすい土地は限られています。このゲームは資源があるほど出来ることが増えます、資源が出やすい土地を持っているほど面白いのです。逆に資源を持っていないと何もできません。4人プレイでは資源が出やすい土地を手に入れにくく、3人プレイの方が、資源が出やすい土地を確保しやすくなります。資源を手に入れられるだけでも何をしようか考える楽しみが味わえます。また、島ゲームの終盤になるとそれぞれのプレイヤーが多くの開拓地を島中に建てて、道が張り巡らされます。4人だとより他のプレイヤーを邪魔に感じ、資源の少ない土地しか残っていなく新しい土地を手に入れても喜びが半減してしまいます。4人プレイでは資源が手に入りにくい分、交渉を上手く使う必要があり、初心者にはちょっとシビアなゲームになります。初心者なら3人からプレイすることをおすすめします。

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あやつり人形CITADELS

・プレイ人数:2-8人
・プレイ時間:30~60分
・推奨年齢:10歳以上
・カードゲーム、勝利点稼ぎ、ドラフト、ターン制、心理戦

 あやつり人形は特殊能力をもったキャラクターの力を借りて、お金を稼いでより多くの立派な建物を建てることを目指すゲームです。1プレイで使うキャラクターは8人か9人です。ラウンドの最初にドラフトという方法(野球のドラフトではないです)で、そのラウンドで使うキャラクターを選んでいきます。
 このゲームで3人プレイの場合のドラフトの方法について説明します。3人プレイの場合はキャラクターは9人使います。まずランダムに1枚キャラクターカードを伏せて置きます。残りの8枚をスタートプレイヤーが見て一枚選び引きます。次のプレイヤーに選ばなかったカード7枚を渡して次のプレイヤーも1枚選びます。さらにその次と繰り返していきます。こうやってカードを選んでいくことをドラフトといいます。1人1枚ずつ引いたら残った5枚からランダムに1枚キャラクターカードを伏せて置きます。そして2巡目も同様に1枚ずつ引いていきます。最後に選ばれなかったカード1枚は伏せて置きます。これで3枚のカードが伏せられ、プレイヤーは2枚ずつカードを手にします。
 次にお金を稼いだり建物を建てたりするフェイズが始まりますが、プレイの順番は選んだキャラクター毎に行っています。1番のキャラクターを引いた人が1番目のターンをプレイしていきます。最初にお金を手に入れるか建物カードを引くか選べます。建物カードとお金があれば建物を1つ建てられます。そして、このターン中にそのキャラクターの特殊能力が使えます。キャラクターカードは様々な特殊能力を持っています。例えば、お金を手に入れるキャラクターや建物を2つ建てられるキャラクターなどがいます。面白いのが「暗殺者」は他のキャラクター1人を指定して、そのキャラクターのターンを無くせます。「盗賊」は他のキャラクター1人からお金を全部奪うことが出来ます。しかし、3人のキャラクターは誰にも選ばれずに伏せられているわけです。他のプレイヤーが選んだキャラクターを考えて、キャラクターを指定しないとそれらの特殊能力は無意味になってしまいます。逆にいくら使える特殊能力のキャラクターがいても「暗殺者」にターンを無くされてしまえば、特殊能力を発動する機会さえ失われます。つまり、最初のドラフトは他の人が選んだキャラクターを予測して、自分は他の人に選んだキャラクターがばれないように選ぶ必要があります。ここの心理戦がこのゲームの醍醐味になります。
 プレイヤーの人数が4人以上だと1ラウンドにドラフトで引ける枚数は1枚ずつになります。つまり1ラウンドで1回ターンが回ってきます。3人以下だとドラフトで引く枚数は2枚ずつ、1ラウンドで2回ターンが回ってくることになります。4人プレイだとドラフトで1回しか回って来ないため、誰がどのカードを引いたか予想するのが困難になります。2番目の人は1番目の人が何を選んだかは大体予想が付きますが、1番最後の人が前3人がそれぞれ何を引いたかの根拠はほぼないです。3人プレイだとドラフトで2回回ってくるので誰がどのカードを引いたか予想する難易度が下がります。例えば2番目の人だと9枚中7枚見れるので、2枚抜けています。状況的に1番目の人が2枚の内どちらを選んだかは予想しやすいです。3番目の人も9枚中6枚が見れるので1番目の人がどれを選んで、それに対して2番目の人がどれを選んだかの目星をつけることは可能です。2巡目も他のプレイヤーが何を選んだか予想しやすいです。この予想しやすさが白熱した心理戦を生みます。
 また、通常の建物カードは何の特殊能力もありませんが、特殊能力をもつ建物カードもあります。最初の1プレイ目は通常の建物カードのみでプレイすることをおすすめします。通常の建物カードだけでも十分に面白いです。このゲームは誰かが建物を7つ建てたら、そのラウンド終了時にゲームが終了します。建物の建設コストの総計+ボーナスで勝敗がつくので、7つ建てたら勝ちという訳ではありません。どこでゲームを終わらせるかも大事な駆け引きとなります。
 「あやつり人形 新版 完全日本語版」はキャラクターが27人います。その中からプレイ人数に応じて1ゲームで8人か9人選びます。また特殊建物カードは30枚あり、これも1ゲームで14枚ほど選んでプレイします。遊ぶ度に違ったカードの組み合わせで遊べるので飽きが来ない作りとなっております。プレイ人数も2~8人と幅が広く、人数によってドラフト枚数なども変わるのでまた違ったゲーム感覚が味わえます。(私も全パターンで遊んだわけではないので3人より面白い人数もあるかもしれません。)非常に面白いゲームですので、ぜひ遊んでみてください!

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