ボードゲームについて

ボードゲーム アイキャッチ ボードゲーム


 テレビゲームが盛んな日本は、子供がお小遣いを貯めて購入するのはテレビゲームなので、ボードゲームが盛んではありません。しかし、世界を見てみるとボードゲームは盛んに遊ばれています。世界中では毎年数えきれないほどの数のボードゲームが新たに作られています(商品化の有無を問わず)。ボードゲームはドイツが盛んで、世界中の面白いボードゲームはドイツ年間ゲーム大賞として表彰されます。ボードゲームを作る会社のデザイナーは一社員でありながら、ゲーム作家としてボードゲームのパッケージに名前を必ずといっていいほど載せるほどです。
 海外で作られた有名なゲームはいくつかの企業によって、日本語化され日本で発売されています。また、日本にもボードゲームを制作する企業は存在し、近年日本でもボードゲームが静かにブームになっております。その証にボードゲーム(アナログゲーム)のみを扱う日本最大の祭典ゲームマーケットは2000年より開催されています。今では東京ビッグサイトで年2回行われ、2019年秋には2日間で2万9300人が参加するほど賑わってきています。関西では2012年よりゲームマーケット大阪が開催されております。

ボードゲームの魅力

 ここからはボードゲームの魅力について解説しようと思います。ボードゲーム(アナログゲームともいう)というと日本人は大抵、人生ゲームを思い浮かべると思います。昔、私も家族や友達とやりました。体感で95%くらい運のゲームだと思います。1プレイで2~3時間くらいかかります。やってるときは楽しいのですが、人生ゲームを1日に2回プレイしたことはなかったと思います。また、将棋や囲碁、チェスもボードゲームの括りに入ります。それぞれプロがいるくらい熱心に遊ばれているゲームで、皆さんも一度くらい遊んだことはあると思います。これらの将棋や囲碁、チェスなどは運の要素が絡まない実力のゲームです。(運の要素が絡まないゲームをアブストラクトゲームといいます。)これらは実力が拮抗している人同士が戦えば面白いのですが、初心者が実力者とやれば100回やって100回負けます。大抵の人は一緒に遊んでくれる実力が拮抗した人を見つけられずに飽きてしまうのではないでしょうか?
 一方、麻雀は一般の人でもごくたまにうたれています。麻雀も実力差があり、初心者が実力者と戦うと十中八九負けます。しかし、将棋などと比べて運の要素があるため、初心者が勝つこともあります。ある程度勉強すれば、それなりに戦えるます。初心者を脱却すれば、実力差があったとしても将棋などと比べれば勝率は上がります。つまり一緒に遊べる人を探しやすいのです。麻雀が面白い理由は運の要素と実力の要素がある点だと思います。(あと将棋などに比べて皆の手が早いのも重要な要素だと思います。)
 今人気のボードゲームは色々な種類がありますが、当然、運と実力のバランスがそれぞれのゲームで違います。また、将棋などに比べて実力者は少ないです。新しいゲームは皆が初心者ですので、皆で同じ土俵で遊べます。ボードゲームはシンプルに作られており、ゲームのルールを理解するのに数分~数十分です。皆で集まって最初にルール説明して、その後すぐにプレイできます。多少ルールが理解できていないところがあっても、一回目はなんとなくでプレイすれば終わるときにはルールを理解できています。ボードゲームは1回のプレイ時間が短いものが多いです(3分程度のものから90分程度のものが大半)。将棋や囲碁、麻雀などはルールを覚えるのに1~数日かかると思います。
 海外で作られて日本でも売られるものは海外で面白い認定を受けた選りすぐりのボードゲームたちです。ゲーム作家は何度も試作をして、バランスを調整して作っています。シンプルなルールでありながら驚くほど奥深いゲームになっています。ボードゲームをやっていて一番楽しいのは、どうすればこのゲームで勝てるのかをプレイヤー皆で模索しているときだと思います。もちろん、ほとんどのゲームに必勝法などありません。

ボードゲームが面白い理由まとめ

  • 運と実力のバランスが良く、実力差がつきにくい
  • 新しいゲームは皆が初心者なので、更に実力差がつきにくい
  • 完全な運ではないので勝率を上げることは出来る
  • ルールがシンプルでありながら、奥深い
  • 海外で面白い認定されたゲームが日本で販売されている

ボードゲームを安く買う方法

 私もボードゲームを安く買おうと色々店(ボードゲーム専門店や家電量販店、ドン・キホーテなど)を回ったりました。ボードゲームそれぞれの金額をメモして一番安い店はどれかリストにして購入していましたが、ほとんどのボードゲームでAmazonが一番安かったです。(Amazonは定価に比べて大分安いことが多い、定価で売られているなら他の店の方が安い可能性あり、私の周りの店は大抵定価で売っていました)(駿河屋も結構安いです。)最近は店に出向いて調べる時間ももったいないのでAmazonで買っています。時間に余裕がある方は自分の周りの店を調べてAmazonと比べて見てもいいかもしれません。

 また、海外発のボードゲームであまり有名でないもの、古いものは日本で取り扱っていないこともあります。また日本語化されていないものも多いです。日本語化しなくても、ルールをネットで調べれば事足りるなら問題はないですが、輸入版で日本語化されていないのが嫌な場合はご注意ください。

 日本のボードゲームでも数が出るものでないと、常に生産しているわけではないので、手に入りにくいものもあります。とくにゲームマーケットで出てくるゲームは個人製作(メーカー品ではない)が多く、ネットで面白いと話題になっても購入できない場合もあります。ボードゲーム全体の需要が高まれば、面白いゲームは埋もれずに大量生産され、購入できるようになると思います。

ボードゲームのルール説明について

 いくつかのボードゲームは説明書がわかりにくいものがあります。また、インターネットでルール説明しているサイトもいくつかありますが、ルールを省略していることがあり、結局説明書を見ないと細かいルールがわからなくて二度手間のことがよくあります。ですので、次回から、わかりやすく、漏れなくルールを説明しようと思います。

 おすすめのボードゲームをまとめました

コメント

タイトルとURLをコピーしました