コヨーテ　ボードゲーム　ルール　アナログゲーム　パーティ　カード

・プレイ人数：2人以上（大人数おすすめ）
・プレイ時間：15～30分（1ゲーム3分程度）
・推奨年齢：10歳以上
・カードゲーム、推理、ブラフ

　コヨーテはインディアンポーカーのようなゲームです。自分のカードが見えず自分以外のカードが見える中、全体の合計数値を予測するゲームです。

内容物
準備
ゲームの手順
ゲームの終了
アレンジ
補足
スペシャルルール

内容物

ナンバーカード：36枚
- 数字カード：(-10/-5/0/1/2/3/4/5/10/15/20)：計32枚
- 夜カード：1枚（ゲーム終了時シャッフルする）
- ×2カード：1枚（合計数を2倍する）
- MAX→0カード：1枚（最大値を0にする）
- ?カード：1枚（計算時にカードを1枚引く）

ライフカード：10枚

仮面カード：10枚（スペシャルルール用）

準備

　ライフカードを一人一枚ずつ配り、それぞれ身代わりが2体いる方を表にして前に置きます。1回目の失敗でライフカードを裏返し、身代わりを1体にして、2回目の失敗でライフカードを取り除きます。3回目の失敗でゲームから脱落になります。脱落者はゲームに参加できません。ナンバーカード全てをシャッフルし山札とします。スタートプレイヤーはコヨーテの鳴き声が最も上手い人です。（テキトーに決めてください。）

ゲームの手順

　ナンバーカードの山札から一人一枚ずつ裏のままカードを引き、表を見ずに自分のおでこの前に持ちます。
　他の人のナンバーカードを確認します。
　スタートプレイヤーは自分を含めた合計数値を予想して、1以上の整数を宣言します。(合計数値が0以下だと思っても1以上を宣言します)
　時計回りで次のプレイヤーは2つの選択肢からどちらか選びます。
1. 　合計数値が前回宣言された数値以上だと思ったら、前回宣言された数値より大きい整数を宣言します。
2. 　前回宣言された数値が合計数値を超えていると思ったら、「コヨーテ！」と宣言します。
　誰かが「コヨーテ！」を宣言するまで続けます。
　「コヨーテ！」が宣言された場合、全部のカードをオープンにします。
　前回宣言された数値が合計数値を超えていたら、前回宣言者の失敗です。これ以外の場合は「コヨーテ！」宣言者の失敗です。（前回宣言された数値=合計数値でも「コヨーテ！」宣言者の失敗になります。）今回使用したカードは全て捨て札にします。失敗した人が次のスタートプレイヤーになります。失敗した人が脱落した場合は、脱落させた人が次のスタートプレイヤーになります。

ゲームの終了

1～7を繰り返して、最後まで脱落しなかった人の勝利です。

アレンジ

　スタートプレイヤーが合計数値が0以下だと思った場合、いきなり「コヨーテ！」を宣言してよいとするルールです。合計数値が0以下なら失敗なしで、合計数値が1以上なら失敗とするルールです。

補足

？カードは「コヨーテ！」が宣言されたらすぐに山札からカードを引きます。
MAX→0カードは数値の最大値を0にします。（絶対値で最大ではありません。）
×2カードは他のカードを全部合計した後に2倍します。
夜カードは計算終了後（手順7後）今回使われたカードも含めて全てのナンバーカードをシャッフルして山札にします。　
前回宣言された数値と合計数値が同じ場合は、「コヨーテ！」だと負けるので、ブラフで宣言数値を上げる手があります。

スペシャルルール

　仮面カードの特殊効果を使ったルールです。仮面カードを表（特別効果が書かれている方を表）にして一人ずつに配ります。6つの効果の内、1個だけ使うことができます。使った人は裏返しにします。「コヨーテ！」宣言後の数値計算で失敗者が出たら、カードを表に戻します。（個人的に強すぎる気がするので、優勝が決まるまでの間で1回しか使えない方がいいと思います。）

SAME（セイム）：自分の番をパスします。次のプレイヤーは「セイム」を使えません。
DOUBLE（ダブル）：数を宣言しながら使います。次のプレイヤーが「コヨーテ！」を宣言した場合、失敗したプレイヤーは2倍のダメージを受けます。
REVERSE（リバース）：自分の番をパスしつつ、順番を逆転させます。
DRAW1（ドロー1）：数を宣言しながら使います。他のプレイヤーを一人選んで追加で1枚引かせおでこにつけさせます。（そのプレイヤーのみ数値を確認できません。）「ドロー1」はその回は誰も使えません。
SHOT（ショット）：数を宣言しながら使います。次のプレイヤーを選べます。そのプレイヤーの次は今までの順番の回り方と同じになります。