・プレイ人数:2-6人
・プレイ時間:1ゲーム3分程度
・推奨年齢:10歳以上
・カードゲーム、推理、ターン制、脱落
ラブクラフトレターはラブレターにラブクラフト(ラヴクラフト)らが作り上げた架空の神話クトゥルフ神話要素(日本ではテーブルトークRPGを中心に流行っています)を追加したボードゲームです。ゲーム自体はクトゥルフ神話を知らなくても遊べます。
内容物
- ゲームカード:25枚(9枚は狂気カード)
- 早見表カード:6枚(カード効果の一覧が書かれたカード)
- トークン:18個(複数回プレイするとき用の勝利点用トークン)
- 説明書:1枚
ゲームの概要
ターンにやることは山札から1枚引き、手札と合わせた2枚の内1枚を使います。山札がなくなるまで順番にターンをこなしていきます。カードには通常カードと狂気カードがあります。狂気カードが捨て札にあると狂気状態になります。狂気状態では狂気カードの狂気能力が使えるようになります。しかし、狂気状態では正気度チェックで脱落する可能性が高くなります。途中カードの効果でもプレイヤーが脱落することがあります。他のプレイヤーが全て脱落した場合、勝ちになります。最後まで脱落していないプレイヤーが二人以上いた場合、最後に強いカードを持っていた方が勝ちです。
カードの見方
カードリスト
ゲームの準備
1プレイで約25枚のカードを使います。「ミ=ゴの検体」のカードは表にして脇に避けておきます。カードをシャッフルして山札とします。山札から1枚裏のまま引いて脇に避けます。このカードはゲーム終了まで基本的に使いません。(カードを引く効果で山札が無い場合はこれを引きます。)(2人プレイの場合はさらに山札から5枚引いて表向きで山札の脇に置きます。)各プレイヤーは山札から1枚ずつ引き、手札とします。
ジャンケンなどでスタートプレイヤーを決めてください。
ゲームの手順(ターン制)
スタートプレイヤーが一番最初のターンを行います。ターンは時計回りに進みます。山札がなくなるか一人以外が脱落するまで続けます。
- 自分の捨て札にある狂気カードの枚数と同じ枚数だけ、山札をめくります。めくったカードは全て自分の捨て札に加えます。狂気カードが出た場合、即座に脱落します。めくったカードの効果「使用:~」は発動しませんが、「ネクロノミコン」をめくった場合、「ネクロノミコン」が捨て札に置かれるため脱落します。(脱落したら、次のカードはめくりません。手札も捨て、次の人のターンに移ります。)この行為を[正気度チェック]といいます。
- 山札からカードを1枚引き、手札にする。
- 手札から1枚選んで公開します。公開したカードに「使用:~」と書いてある場合、その効果の能力を必ず使う必要があります。「使用:~」と書いてないカードは公開しても何も起きません。
- 公開したカードは表向きで捨て札として置かれた順番がわかるように置きます。
狂気状態
自分の捨て札に狂気カードが置いてある場合、[狂気状態]になります。[狂気状態]のプレイヤーターンの開始時に前述の[正気度チェック]を行う必要があります。また、[狂気状態]のプレイヤーは狂気カードの狂気能力を使うことが出来ます。(敢えて、通常能力を使うことも出来ます。)
脱落
カードの効果で脱落したプレイヤーは、手札を公開して捨て札にします。次のゲームまで参加出来ません。
ラウンドの終了とゲームの終了
・自分以外の全てのプレイヤーが脱落したとき、あなたの勝利です。
・山札がなくなったターンの終了時に、プレイヤー全員が手札を公開します。最も強いカードを持っているプレイヤーの勝利です。最も強いカードを持っているプレイヤーが複数人いる場合は次点に強いカードを持っているプレイヤーが勝者になります。だれもいない場合は全員敗北になります。
選択ルール
以下のルールを選択することが出来ます。
カードの出し方
山札と引いたカードと手札に持っていたカードのどちらを公開したかわかるようにする。
地球の支配者
狂気状態でないプレイヤーが勝利したとき、トークン1個手にし青色の面(旧き印面)を上にしておきます。狂気状態のプレイヤーが勝利したとき、トークン1個手にし紫色の面(クトゥルフ面)を上にしておきます。クトゥルフのカードの効果で勝利した場合、トークン3個手にし紫色の面(クトゥルフ面)を上にしておきます。
先に旧き印のトークン2個以上か、クトゥルフのトークン3個以上を手にしたプレイヤーの優勝になります。
勝利したプレイヤーが次のゲームのスタートプレイヤーになります。
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